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不特定多数の人の会合が苦手~な私。
でも、自由参加にもかかわらず
コマンドのpre-deployment briefに出席。

夕方からの開始だったので、皆さんもちろんご夫婦で出席。
んでもって私はというと・・・
オットはdutyで参加出来ず私のみの出席。

一人ぽつーんとさみしー。
でも、その空しさよりも自分を奮起して
出席したのには理由があった。
アメリカに来て、まだ軍関係の日本人のお友達もなく
おまけにオットの乗る船は小さいので
日本人の奥さんに出会うチャンスもなかった。

ましてやウチのオットは「同じ日本人だから~」と言って
仲介してくれたりするタイプじゃない。
甲斐性なし‥(怒)。
オット曰く、
「同じ日本人だからって誰でもいいって訳じゃないでしょ?」
ってことらしい。

それで同じコマンドの知り合い家族もいないまま、
初めてのdeployment。
おまけに妊娠初期。

今思えば、私は恵まれていたなと感じるけれど
deploymentが始まって間もなく、
オンブズマンとキャプテンの奥さんが連絡をくれて
月一で開かれる集会(?)に誘ってくれた。

アメリカって例えば「折り返し電話しますね」と言われて
折り返し電話が来ないのは当たり前だし
「受け身」のままじゃ、自分の納得(満足)いくことが少ないと思うけど、
そういう意味で何も知らない私に
損得勘定なしに
先方から誘いをかけてきてくれる人がいて
恵まれていたと思う。
当時は自分から電話をかけるのですら臆病だったし
(と言うか今も苦手だけど)
日本にいる頃は「オンブズマンって何もしてくれない」って
聞いていたから、ある意味、この誘いには驚きもあった。

自分にとっての外国(アメリカ)で
唯一側にいる家族であるオットがいなくて
おまけに初の妊娠。

すべて自分で決めてきた人生の選択だけど
不安は大きかったし、とにかく藁にもすがりたい気持ち、
境遇を共有出来る人が欲しかった。
そんな時に、同じく家族(夫)の帰りを待つ人たちと
つながりがあるって事は精神的支えになったと思う。

現実的な話、オットとのメールとかでは
伝えられないような船のスケジュール等の情報も
オンブズマンやキャプテンの奥さんと通して聞く事も出来た。

おまけに外国人配偶者(=近くに家族がいない)で
その集いに顔を出していたのは私だけで、
おまけに妊婦だったからか?不憫(汗)と思われてか?
余計に気にかけてくれる人もいた。

それに比べ、後任のオンブズマンは特段、何もしてくれなかった。
というか、こういうオンブズマンが普通なのかもしれない。
そいういう意味で、私はあのオンブズマンとキャプテンの奥さんたちと
(期間限定、上っ面だけかもしれなかったけど)同時に
depoloyment期間を過ごせてありがたかったと思う。

という事でこの経験から
deployment中、ここで同じく家族の帰りを待つ人たち、
私よりも船との連絡手段の優れている人(オンブズマン)たちと
知り合う事が目的で今回、この説明会に出席した。

生意気だけど、今回のオンブズマンがいかがなものか?
お手を拝借って感じ?

その会場で
私は独立記念日でやってみた
またもや私の「社交活動の(低ーい)目標」
ーとりあえずは挨拶、自己紹介!ーを掲げて
何人かの人たちに対面!

オンブズマンもなかなかやる気のありそうな方で
よかった。
ちょっとジャンピー(?)で落ち着きのない感じだけど
かわいらしい感じの人。
と言っても彼女自身も元々軍人だったらしい。

これで最初のきっかけは出来たし
あとは徐々に他の人とも知り合って行ければいいな。
日本人のご家族とかと会えたらもっと楽しいかも
しれないけど、いるのかな~?

オンブズマンがこの説明会で

「オーバーシーズ勤務になると皆、
軍やコマンドの家族同士の結束が強くなりますよね。
それは他に頼れる人が限定されるから。

でも、いったんアメリカ本土に戻るとその結束が薄れます。
家族もいるし、古くの友達もいる。慣れた自国での生活だからある意味当然のこと。

でもでも、やはり、軍人家族でしか直面しない事、
軍人家族当事者だからこそ感じる思いがあると思うので
ここに残される私たち家族も結束し支えあいが必要で、
そしてそれがdeployment中の配偶者の支えともなるでしょう。
だから、みんな仲良くやっていきましょう~」

とコメントを残した。
思わず、うなずきながら聞いてしまった。

私がもし今も日本にいたら
たぶんこんなのに参加なんてしていなかったと思うし
わざわざ同コマンド内の家族と知り合う行動なんて
起こさなかったと思う。
だって、面倒だもん。
そしてこれはこれでごく自然のことだと思う。

このオンブズマンのコメントのように
日本にいたら家族もいるし、友達もいるし
慣れしたんだ自分の国での生活だし。

でも、オンブズマンが言った例とは
逆パターンっていうのが
自分にとってアメリカは「外国(オーバーシーズ)」なんだなと思ったけど。

私はアメリカ(外国)にいるからこそ、
ここでの日本人の知人は貴重だと思うし
コマンドつながりの出会い(結束)も
大切にしなくちゃ、と感じる。

って言うか、かなり軍人妻ぶってる?
(ま、事実だけど)


テーマ:アメリカ国際結婚
ジャンル:海外情報
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