久々の日本、
初めての子連れ海外移動で
どうなることやらと思いつつも
どうにかなるし、どうにかするしかないと信じて
腹をくくっての旅だったけれど

飛行機では、幸い座席もよく、
フライトアテンダントさんたちにも恵まれたと思う。

また、空港には
高校卒業後は
疎遠だったにもかかわらず
兄弟が迎いに来てくれて
新幹線に乗るまで同行してくれて
これまた心強く、本当に助かった。

なんだかきょろきょろとしてしまって
「おのぼりさん」状態で
絶対にウイテいたと思う。
でも、でも、本当に日本（都心）の
変化の速さには驚かされた。
たった数年しか経っていないのに。

自分が今住んでいる場所に比べると
すべてがハイテクだし。
そしてそのハイテク度がたった数年で
何倍にも増しているし。

たくさんの人に助けられて
なんとか乗り切れることが出来たなぁ、と
感謝せずにはいられない旅だった。

アメリカに来て、
「カスタマーサービスや
人に対する期待を過度にしない」
ということに少し慣れたし、
米系飛行機内でも日本でも
他人は頼れないと思っていたのが
予想以上に助けを差し伸べてくれる人が
多かったのでなおさら、感動感謝。

日本の両親は私が渡米後、
引越しをしているので、
残念ながら、私が育った街に帰るわけじゃない。

で、今回は新幹線に乗っての国内移動。
何十年ぶりに
新幹線に乗り、その清潔さにまたもや感動。
ささいな事にも感動し、
あらためて日本っていいなって思いながら、
思わず一人でニヤニヤしてしまっていた。

子供にとっては生まれて
初めての電車。
振動がほとんどないので、
（新幹線のあまりの振動のなさにも、また感動）
子供は揺られてバランスを崩すこともないので
席に座らず、通路を行ったり来たり。

いくらほとんど空席とはいえ、
子供がふらふらしているのって
周りの人にとっては目障りだよな・・って思いつつも
数席離れた反対側の座席に
いる若い2組のカップルの前に子供は立ち止まり
彼らも相手にしてくれていたようだった。

今どき、見知らぬ他人の子供の
相手をしてくれる人なんていないと
思っていたのである意味、
これも感動のひとつで

ほのぼのとして
危険があるわけでもなさそうだし、
始め、私は自分の席から様子を見ていた。

でも、久々の日本だったせいなのか、
驚いたことがふたつ。

①彼らは子供にスナック菓子をあげはじめ
②それから、子供の写真を撮リ始め・・。

座席の死角もあったし、
なんともまぁ、一瞬に起きたことだった。
特に写真。
携帯電話を出して、即パシャッっで済んじゃうだよね。

アメリカに来てみて気づいたことだけれど、

食物アレルギーに関しての認知度や
配慮が浸透していると感じるし
（だから、他人の子どもに食品を与える時に、
親に一言、聞くか子ども本人でなく
親に食品を渡すことが多いと思う）
まともに会話が出来ない年齢の子に
何でもかんでも食品を与えるのって・・？
オイオイオイ・・・と。

それから、アメリカに来て、
プライバシー、個人に重きを置いているな
と感じるようになったし、
その感覚で考えると
本人（保護者）の許可なく写真を
撮るなんてあり？？って感じてしまった。

兄弟に後日
このことを聞いてみたら
「うーん、たしかに正論（私の考え）だけど
ま、そういうのってしょうがないよね、
あるよ、日本だとそういうの、特に写真」
とのことだった。

確かに私も
今も日本に住んでいたら
それほど↑に違和感を感じたりは
しなかったかもしれない。

同じ日本人でも
世代の違いによる常識やモラルの違い
なのかなと思えたりもするけれど

時代の流れで
アレルギーの現代病が増え、
いろんな写真がネットで氾濫して、

上記の経験は
両方ともに
それらの危険にさらされる事だと
思うけれど、

私が過剰反応しすぎなのかな？

聞こえが悪いけど
「アメリカナイズ」されちゃったのかな？

その反面、子どもは親が守れる時は
守ってあげないといけないとも
強く思っている。

日本にお住まいの方、
私たちのような経験ありますか？
まだまだ「よくあること」なのかな？
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